原材料
原材料
栃木で400年の歴史をもつ麻農家
「野州麻紙工房」の麻を使用
asanohaは、木材パルプと麻パルプを原料とした植物由来100%の紙の器です。
麻は、古くから邪気を払う魔除けや神が宿るものとされ、神社や横綱のしめ縄など日本の神事や伝統文化、岩田帯や共白髪などの人生の大きな節目に使われ、欠くことができないものです。また、成長がとても早く、種を蒔いてから110日で収穫ができ、育成時の環境負荷が少ないことでも世界的に注目されています。
日本では縄文時代から麻栽培が行われ、日本独自の文化を築いてきました。しかし、近年は化学繊維の台頭による需要の減少や栽培者の高齢化によって、作付面積は減少し、その継承が難しくなりつつあります。
asanohaは、栃木県鹿沼市(旧粟野町)で400年の歴史を持つ麻農家「野州麻紙工房」の麻オガラを使用しています。(麻パルプ配合率20%~30%程度)この工房では、希少な国産麻の「野州麻」を生育し、精麻、注連縄、麻紙、麻炭に加工しています。
工房代表の大森芳紀さんは、受け継がれてきた技術と知恵を守り、伝え、そして残したいという思いで日々活動されています。
asanohaは、大森さんの活動に共感し、商品を通じて日本の伝統を受け継ぐ麻農家を応援しています。